大田区西馬込の歯科・歯医者なら長谷川歯科クリニック(インプラント、審美歯科、ホワイトニング)

知覚過敏の治療法


[知覚過敏が疑われる場合の対処法]
  1. まずは、正しいプラークコントロール(歯磨き等)を行う。
  2. ブラッシングの際に、知覚過敏用の歯磨き粉(シュミテクトなど)を使用する。
  3. 上記の方法を1週間程度行っても痛みが無くならない場合にはすみやかに歯科医院に行き、知覚過敏の専門的な治療を受ける。
[知覚過敏の専門的な治療法]
  1. フッ化物の塗布
  2. 歯科材料(レジンや歯科用セメントなど)で痛みのある部分をカバーする
  3. 痛みのある部分へのレーザー照射
以上が知覚過敏の際の基本的な治療法になりますが、知覚過敏の原因には色々なものがありますし、検査の結果痛みの原因が知覚過敏ではないということが判明することもありますので、上記以外の治療が必要になることもあります。

歯ぎしりと知覚過敏

知覚過敏になってしまう最も大きな原因として歯ぎしりが知られていますが、歯ぎしりというのは歯と歯をかなりの力で密着させた上で、無理にこすり合わせていることを言います。虫歯もないのに歯がしみてしょうがないという方は歯ぎしりを疑ったほうがいい場合があります。歯ぎしりは自覚がないので、本人に聞いても「歯ぎしりはしません。」と言う返事しか返ってきません。しかし、下顎では54T45の内側(舌側)に、上顎では76|67の頬側のいくつかの骨のコブが見られるので歯ぎしりしているかどうかはすぐわかります。

歯ぎしりをすると歯のエナメル質が損傷し、知覚過敏が起こってしまいます。加えて、歯ぎしりの原因は何かというと、噛みあわせ異常だけでなく、癖、ストレスなども関係します。

特に考慮しなければならないのが、ストレスで歯ぎしりが生じているときです。ストレスが溜まっているという自覚はなくても、ひょっとしたらいつの間にかストレスが溜まるということがあるのです。

一部には、ストレスが溜まってくると無意識に歯を食いしばるという癖の人もいるようですが、そうしたタイプの人は眠っている間に歯ぎしりをする場合が多いようです。

パソコンや料理で包丁をつかっている時、フッと気づくと知らないうちに無意識で噛み締めていることはありませんか?またおおくの人は奥歯はいつも噛み合わさっているものだと思っているようです。正常な人は唇を閉じても上下の歯はものを咬んでいないときはいつでも2~3mm離れていなければいけない。この状態の時が、人は一番リラックスできています。

ストレスの歯の因果関係はというと、歯ぎしりを行うことによりストレスを軽減させているのではないかと言われることがあります。とはいえ、ストレスを軽減させるために知覚過敏になってはいけません。

通常の生活において、多くの人がストレスを受けながら過ごしているとされていますので、自分とは関係がないとは思わないで、コンスタントにストレスから身を開放するように意識してみるといいでしょう。

やりたいことを思う存分やってみたり、お風呂でくつろぐ、ゆっくり過ごすなどでもストレスを軽減させたりすることが可能となります。